今日は
クライアントに当たり負けする
コンサルタントに欠けているモノ
ということで
「〜型」の組織
といった理想型の組織を
目指すクライアント
を例にして
話をしてみたいと思います。
経営者や経営幹部など
組織のマネジメントに
携わる方々というのは
モチベーションが高い組織を作るには?
社員が自主的に動く組織を作るには?
成果が上がる組織を作るには?
などなど...
日頃から問題意識を持って
よく学んでらっしゃる方が
とても多いです。
最近の傾向として
ビジネス書や専門書のほか
インターネットを
検索してみると
「〇〇型の組織を目指そう」
「××型の組織を目指そう」
といった内容のものが
目立つように思います。
そうした問題意識が高い
マネジメント層からすれば
「こうすれば上手くいくのか」
ということになり
「こういう型の組織を作りたい」
ということに
なるんだと思いますが
私自身は
「〜型」という理想型の
組織は存在しないと
思っています。
「〜型」組織と言うのは
言い換えれば
テンプレート(ひな形)です。
テンプレートみたいな
組織を目指すというのは
私からすると
違和感を感じるのです。
どんな型の組織を
目指すべきなのか?
私は
ひとつの切り口として
ビジネスモデルとか
ビジネスのカタチとか
クライアントの
ビジネスに合わせた
組織をつくる
組織体系をつくる
という考え方を持っています。
そうすることで
「自分たち」は
どんな組織になるべきなのか?
という事が見えてくるからです。
もちろん
テンプレートに
合わせにいくことで
課題を克服したり
現状を改善できる組織も
あるかもしれませんが
会社の数だけ
異なる背景があって
ビジネスがある訳です。
人材や資産などのリソースも
ひとつとして同じ組織は
ありません。
少なくとも
この時点での
最適なソリューションとは
言えないと思います。
ビジネスモデルや
ビジネスのカタチに
合った組織を作っていく
その結果として
テンプレートに近い組織になった
と言うのはいいと思いますが
はじめから
何らかの型に
合わせにいくことは
手段が
目的化しています。
組織を改革する
そもそもの目的は
何だったのか?
一度立ち戻って
いただけたら
と思う訳です。
士業・コンサルタントが
クライアントに当たり負けする
最多の理由は
経験でも専門性でも
クライアントとの知識差
でもなく
クライアントの問題を
クライアントと同じ目線から
見てしまっている
ことなんですよね。
当たり負けしない
コンサルタントは
「原理原則」
に基づいて
ルービックキューブの
すべての面を揃えるように
問題を解決していきます。
当たり負けしない
コンサルタントは
そんな視座から
物事を見ています。
いかがだったでしょうか?
今回も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
追伸
士業・コンサルが
相談業務で
クライアントに
当たり負けしない視座について
1話目の動画で
お伝えしています。
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