普段意識しないところに「組織づくり」の極意がある

今日は

組織づくりの前提の前提

という話をしたいと思います。



私は
組織づくりコンサルタントとして
常に意識していることがあります。



考えてみると
当たり前のことですが
皆さんは普段あまり意識しないこと
かもしれません。



それは

『人と人は違う』

ということです。



人はそれぞれ

・大事なことの優先順位
・得意なこと/苦手なこと
・好きなこと/嫌いなこと

などが違います。



こうした違いは
感情や思考のプロセス/パターン
そして行動に現れますよね。



たとえば
ある課題について
議論をするだけでも


ある人は
今までになかった
新しいアイデアを
出すことに注力し


ある人は
今ある方法に
改善すべきことがないかを
考える。



ある人は
チーム内の人間関係に
配慮した発言をし


ある人はルールや
ガイドラインに沿っているかを
気にした発言をする


と言った具合です。



組織づくりをするときは
こうした違いがあることを
前提に進める必要があります




理由は単純で


そのままでは
チームとして
まとまらないからです。



では、どうすればいいのか?



ポイントは

「何に向かって話をするのか」
「どういうことについて話をするのか」

という方向を共有することです。



もう少し抽象度を上げて言うと

「共通の目的やビジョンを持つ」

ということになります。



この組織やチームは
何のために存在するのか?


ということが
共有されていれば


その存在意義に向かって
話をしていく、協力していく
ことが可能になります。



共通している何かが
目の前にあるからこそ


『人はそれぞれ違う』
ということを乗り越えて



話し合いができるようになる
ということです。



コミュニケーションが
上手くとれない


話が噛み合わない
という相談を受けたら


まずは、共通の目的を持てていますか?


と、一度立ち止まり
考えてみてもらってください。



今回も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。