「ビジョン」を上手く伝えるためのヒント

チームビルディングコンサルタントの石見です。

お盆休みも明け
既に仕事モード全開ではありますが
今年は、まとまったお休みを
とることができました。

普段は電車や飛行機移動が多く
休暇先でレンタカーを借りてのドライブに
バカンス気分を味わうことができました。

ちょうど『甲子園』の真っただ中。
連日の車移動中
ラジオの高校野球中継を
ずっと聞いていました。

ラジオを聞いていて
自然と「面白いな~」って感じたんですよね。
映像なんてないのにですよ!

『なんで面白く感じるのかな~』と
意識してラジオを聞き続けると
分かってきたんですよね、その理由が!

要は、実況中継の仕方が違うんですよ。

例えば・・・ラジオフリーク

■テレビの場合
カウント2ボール2ストライク
次のボールが勝負球になりそうですね・・・

(映像)

バッター、打ちました!
ピッチャー返し、センター前ヒット!!

(映像)

3塁走者がホームイン、3点目を取りました。
バッターは一塁回ったところでストップ。

■ラジオの場合
カウント2ボール2ストライク
セットポジションから3塁走者を見て
第5球目を投げました。

打ちました!
ピッチャーのすぐ左を痛烈なゴロで
ショートも手を伸ばしたが届かず
センター前ヒット

センターは深い位置にいたため
バックホームはできません!

3塁走者はゆっくり走るように
ホームイン。
3点目を取りました!!

打者ランナーは一
塁回ったところでストップです。

いかがでしょうか?

こうして文章で示すと
ラジオの場合のほうが
イメージが伝わっていると思います。

(野球が分からない方はすみません・・・)

ビジョンが上手く伝わると
人は「面白い!」って
感じるという事なんですね。

上手く伝わると
実際に映像がある時よりも
映像のないラジオの方が
面白いという事です。

それは、聞き手側が伝えられた以上に
いろんな事を補いながら
想像しているからだと思います。

ある意味、映像があることで
聞き手側に想像する余地が
少ないということが

面白く感じるかどうかの
違いなんだと思います。

ここにビジョンの伝え方の
ヒントがあるな~と感じました。

普段、コンサルティングや研修で
ビジョンを映像(動画)のようにお話して
くださいねとお伝えしています。

ビジョンが上手く伝わらないとか
伝えられないと困っている方は

ラジオの実況中継を聞いてみると
話し方のヒントが得られると思いますよ。

高校野球が終わっても
プロ野球もありますので是非
チャレンジしてみてください。

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