それぞれの個性が活かされ合う世界の構築

チームビルディングコンサルタントの石見です。

明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。

今日から新年の仕事初めという方も
多いのではないでしょうか。

年末年始はどのように
過ごされていましたか?

私はといいますと
久しぶりにテレビっ子に戻って
ずっとテレビを見ていました。

昨年は
なかなかテレビを見る時間が持てない中
偶然何回か見ることが出来たNHKの番組
「映像の世紀 バタフライエフェクト」

この番組は、どうしても見ておきたい
番組だったんです。

そして、機会があれば
もう1度見たいと思っていた番組が
「ベルリンの壁崩壊 宰相メルケルの誕生」です。

年末年始の
アンコール放送で上がっており
実は、年末年始だけで3回見ました。

「ベルリンの壁崩壊 宰相メルケルの誕生」
https://www.nhk.jp/p/ts/9N81M92LXV/episode/te/YV3W821LN2/

ドイツ史上最年少で、初めての女性首相。
史上稀に見る大激動な時代を
16年間首相を務めました。

例えるなら
日本で、ある1人のリーダーが16年間
首相を務めるということを想像しようとすると
どうでしょうか?

私には、そんなこと想像できません・・・。

しかも史上最年少で
初の女性首相という事からも

日本でそんな事が起こる気配すら
ないと思うと
とんでもない事なんだろうと思うのです。

勿論、そのような立場になるには
私などが想像できない類まれなる才能を
持ち合わせており

周りにそれを認めさせてきた過程が
あったとは思いますが・・・。

この番組を見ながら
私は多くのことを思い考えました。

正直、限られた文章の中で
伝えることは難しいですが

年始にあたり
どうしてもお伝えしたいことがあり
これを書いています。

番組の中で
ベルリンの壁崩壊につながる
東ドイツでデモを起こした学生の中心人物
カトリン・ハッテンハウワーは

「自由な人々による開かれた国」を
デモで訴えていました。
そして、そのデモの渦中にメルケルもいました。

番組の最後にメルケル自身の
音声で語られていたのは

「独裁体制や秘密警察による盗聴の経験から
民主主義は私にとって
特別なことで在り続けています。

この国に自由が向こうから
やった来たのではなく
私たちが勝ち取ったのです。

自由と権利のために戦った人がいました。
だから私たちは
民主主義を守らなくてはなりません。
民主主義はいつもそこにあるものでは
ないのです。」

退任式の映像がこちら↓
47年前のニナ・ハーゲンの
「カラーフィールムを忘れたのね」
個人的には印象的過ぎて
言葉にならない感じです(苦笑)
https://www.youtube.com/watch?v=Ag3TieJDUW8

メルケル自身が生涯を通じて
「【何をなすべきか】の
自身の使命(ミッション)」から発する

リアリストとしての行動が
16年間という長年に渡り
リーダーを続けられた理由
なんだろうと想像に至りました。

そして、自身を振返り・・・

なぜチームビルディングを
こんなに実現しようとしているのか?

なぜマネジメントを
これほどにも実現しようとしているかの?

チームビルディングやマネジメントが
成立していたら
どんな世界が待っているのか?

自分が成すべきミッションは何なのかと・・・

改めて番組を見ながら自分に問いかけました。

そして、その問いから出たのは・・・

【それぞれの個性が活かされ合う世界の構築】
という言葉です。

それこそが実現したい未来であり
それが世界の平和につながっていると
信じている信念でもあります。

単にそのような世界が来てほしいと
祈るだけでなく

リアリストとして
本当にそのような世界が
構築できる道を作っていきたいと思い

今までやってきましたし
これからもその道を
進んでいきたいと思っています。

世界の大きさやダイナミズムから言えば
私のやっていることなんて
アリの一穴にもならないけれど

私はバタフライエフェクトを
信じている1人です。

自分のやるべき事をやり遂げようとする中で
その先に愉快な事が起こってくれる
そう思っています。

今年1年
熱き素晴らしい1年となりますように。

=PS.バタフライエフェクトとは=
「非常に小さな出来事が
最終的に予想もしていなかった様な
大きな出来事につながる」
ことを意味する言葉。

それぞれの個性が活かされ合う世界の構築” への1件のフィードバック

  1. ニナハーゲンさん、ゴージャスですよね。私は女性らしさを忘れないメルケルさんを可愛いと思いました。

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