チームビルディングコンサルタントの石見です。
最近本当によく相談されるようになってきたのが
1on1ミーティングについてです。
今回は面談について相談される中で
「部下のやる気をどうやって上げればいいですか?」
「そのための進め方をどうやればいいですか?」
ということが特に多いと実感します。
そこで部下のやる気をあげるために
どうやって1on1を進めればいいかを
3つの視点でお話しますね。
【3つの視点】
1.1on1で話すテーマについて
2.1on1は部下のための時間
3. 部下が話しやすくするためには
■1. 1on1で話すテーマについて
覚えておくことは以下の2つです。
➀(部下が)目の前で、仕事として困っている事
例)自分の仕事の進め方や
やっている事に対して困っていること
②自分(部下)のキャリア
例)今後、継続していく上で
自分の専門性や自分のやりたいことについて
これが2大テーマになります。
いろいろ細かい事はあると思いますが
この2つに紐づけて話の内容を進めていけば
いいと思います。
■2.1on1は部下のための時間
1on1は基本的に部下が相談をする場で、
部下が主役ということをまず理解してください。
『どんな事を話したいかを決めるのは部下』
という事を心に留めておきましょう。
要は・・・
上司から「OOOについて」だけど・・・と
切り出さないという事です。
つまり上司はどのように
1on1面談をスタートするかというと
「仕事上で困っている事はないですか?」
「今後仕事を続ける上で、不安な事はありますか?」
と言う質問をすることです。
この2つのフレーズを覚えておけば
いいと思います。
部下にしっかり
「何を話してもいいんだ」という事が分かる
話しやすいキッカケを与えるという事が
1on1で大事なのです。
■3.部下が話し易くするには
部下が、話しやすくするために必要なことは
会話のボリュームを
部下6:上司4を
目指して話すことです。
もう少し分かりやすく言えば・・・
相手が2回話をしてから
こちらが1回話すというペースです。
そうするためには
相手の話をしっかりと聴く必要があるので
頷きや相槌を打つなど
傾聴の姿勢になるはずです。
大切な事なのでもう一度言います。
『1on1の主役は「部下」』です。
なるべく部下の方が
多く話せるように心がけていると
(傾聴の姿勢)
部下にそのことが伝わって
話をしてくれますので、
是非、チャレンジしてみてください。