研修を真剣に取り組んでもらえないんです

チームビルディングコンサルタントの石見です。

そろそろ定着しつつある(笑)
アンケートでいただいた
質問に回答するコーナーを
始めていきたいと思います。

今回の内容は

「チームビルディングの重要性に気づかせる
ゲームを真剣に取り組んでもらうコツ」

です。

こういう質問が来るということは
この方はゲーム研修を実施しようと思った時に

研修先の方たちが
真剣に取り組んでもらえなかった
という経験をしたのかもしれませんね。

なので今回は
ゲーム研修に限らず
研修先の人たちが
真剣に研修に取り組むコツをお伝えします。

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研修参加者が真剣になってくれない理由
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この手の質問は
ちょくちょくあるのですが

研修を真剣に受けてもらえない
理由はゲーム研修の問題というよりは

なんのためにゲームを使って
研修をするかという目的が
伝わっていないです。

そのため研修に参加する人たちが
研修を受けるモードに
なっていないので

真剣に取り組んでもらえないという
状況ができあがって
しまったんだと思います。

私はこれを
「セットアップができていない状態」
と呼んでいます。

ここでいう「伝えていない」というのは、
「相手に伝わっていない」と
言いかえることもできます。

おそらく一方的に
事前に決められた研修の目的を
伝えているので

講師としてはちゃんと
伝えているつもりだと思います。

しかし相手が理解していなければ
伝えていないのと一緒です。

なのでただ伝えるのではなくて
「伝わるように伝える」
必要があります。

そのためには
研修に興味を持ってもらうための
ウォーミングアップが
必要です。

興味を持ってもらうためには

1.研修の趣旨説明
2.みんなの問題意識の共有
3.問題が解決出来た時の想像をしてもらう

このようなフローで
研修の説明をしていきましょう。

具体的なフローはこちら
↓ ↓ ↓

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主旨説明

普段仕事していて困っていることを聞く
(問題意識を持ってもらう)
(みんなで共有してもらう)

その問題が解決できたところを
想像してもらう

この(ゲーム)研修で
問題があぶりだせると伝える
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このフローのように進めると
自分事にとらえるようになるため
真剣に研修を受けるようになります。

特に重要なのは
問題意識を持ってもらい、
その問題か解決できた時を
想像してもらうところです。

問題意識を持ってもらう
「問いの立て方」

その場の状況に合わせる
必要があるので
研修講師の腕が試されます。

例えば上司と部下が
入り混じっている組織で
研修を行った場合

部下は上司の前で
いえないこともあるので
それも考慮した工夫が
必要になるということです。

問題意識を持ってもらう

問題が解決できたところを
イメージしてもらう

ゲーム研修を行うことで
問題が明確になると伝える

この流れでお伝えすれば
ほぼ真剣に研修に
取り組んでもらえます。

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まとめ
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まとめると

「研修を真剣に取り組んでもらうためには
セットアップが必要」

です。

ただ単に研修の目的を伝えるのではなく

1.研修の趣旨説明
2.みんなの問題意識の共有
3.問題が解決出来た時の想像をしてもらう

このフローを意識して
研修を真剣に取り組んでもらえるように
セットアップしていきましょう。

ぜひ今日の内容を参考にして
実践してみてください。

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