「人のせいにするな!」は要注意

今日は

「人のせいにするな!」は要注意

というお話をしたいと思います。



クライアント先で
従業員に対して


「他責で仕事をするな」
「自分の事と思ってやれ」
「自責で仕事をしろ」


というようなハナシ。



本当によく耳にします。



なぜ、このような
「他責」の人が生まれるのか?



ポイントはズバリ

「あなたが他責の人だから」

という事です。



「そんなことはない!
 私は自分の事だと思ってやっている!」


と言う相談者の方が
ほとんどですし


そう思いながら
このブログを読んでおられる方が
ほとんどだと思います。



しかし


それを言っているあなたは
「自分の責任」だと思って
それを言っているでしょうか?



あなたが
目の前の「他責」の人に向かって


「あなたは他責です」


と言っているという事は


「自分には、これについて問題はない」
「これは自分の責任ではない」


恐らく
そう思って言っているはずです。



その自覚は無い
(無自覚のバイアス)
かもしれませんが


傍から見ると
そのように見える
という事です。



もし、あなたが
目の前のスタッフが
他責なのは自分の責任だ
と思っていれば


そんな言い方にならない
と思います。



少し混乱させてしまったかも
しれませんが


これが他責の人が生まれる
構造ということです。



では、「自責」の人に
なるためにはどうすればいいか?
 
 

ポイントは一つです。


 
「他責」の人になっている人の
プレッシャーを共有できる存在を持つ

 

という事です。
 
 
 
「他責」になってしまうのは
人の防御反応です。
 

 
自分が「自責」の人になる
という事は


自分の責任だと思う事で 
どんどん自分を責めてしまうのです。
 
 

もちろん
上手くいっている事が
たくさんあれば
 

それは自信になります。
 
  

しかしながら


上手くいかないとき
人は自信を無くしていきます。
 
 
 
さらに言えば


自分を責めていく事は
メンタルヘルス的な観点でいえば
 

どんどん自分の情緒が
不安定になっていきます。
 
 
 
そのプレッシャーから
外れようとして
人は他責になっていきます。



「それは自分の責任じゃない」 
と線を引くことによって
自分を守ろうとするのです。
 
 

経営者の方が 
経営に対する責任の重さみたいなものを
共有できる仲間を求めて

 
経営者の交流会に行ったり
そういう所で仲間を作ったりする行動も
こうゆうことからだと
思っています。
 
 
 
スタッフが
「他責」になっているという事は

 
そのスタッフにも
プレッシャーがかかっている
という事です。
 
 
 
ですから


他責のスタッフがいたら
そのプレッシャーを
共有できる仕組みや
体制を会社の中で作って
あげてください。
 
 

それを実施してあげる事が
 
「自責」の人になるための第一歩なのかな
 
と思っています。
 
 

いかがだったでしょうか?

 
 
今回も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。




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