6段階の階段を上ってもらう仕掛け

今日は

6段階の階段を上ってもらう仕掛け

という話をしたいと思います。

前回は

6段階の階段をきちんと上がってもらう

ということが人材育成には大事ですよ
というお話をさせていただきました。

知らないから知っている
知っているからやってみる
わかるからできる
できるからしている
という段階を上ってもらいましょう

そのためには
こういう階段を設計して
上がってもらうように仕向けていきましょう

という内容でしたね。

今回は
やってみようと思うんだけど
うまくいかない場合のお話しです。

うまくいかない方の話を聞いてみると
階段をうまく上がっていけないという
悩みなんですが…

実はコレ

上がっていくための仕事がない

ということなんですよね。

もうちょっと言うと
こういった会社さんには共通している
ポイントがあって

それは
基本的に付加価値の高いものを提供していて
熟練した人たちが中心になって
商品やサービスを提供している
会社さんに多いということなんですよね。

人は採用するんだけども
なかなか定着しなくて
階段が上がれないわけです。

知らないからわかる
できる
している
という階段を上っていくための
仕事がないっていうことなんですよね。

難しい仕事とか
付加価値の高い仕事ばかりを取っていて

その時点では効率が良い経営
費用対効果が高い 経営をしているという
気になるんですけども

新しい人が入ってきたときに
付加価値の高い難しい仕事しかなかったら
どうでしょうね?

知らないから知っている
知っているからやってみる
やってみるから分かる
分かるからできる
できるからしている

というふうに登っていけないって
いうことなんですよね。

この点を気をつけていただくことが
まず大事じゃないかなと思っています。

いかがだったでしょうか。