やる気にさせるアドバイスとゲンナリさせるアドバイスの違い

チームビルディングコンサルタントの石見です。

先日、年に1度の人間ドックを受診してきました。
いつもはそこで嫌な思いをするのですが、
今回は違いました。

この出来事は
クライアントさんにアドバイスをする
われわれ専門家にも当てはまることなので、
シェアしたいと思います。

あなたもクライアントさんに
こんな風にアドバイスしていないかを
このメールを読みながら
振り返ってみてください。

話を健康診断に戻します。

健康診断の内容は
標準的なコースに血液検査は詳細なもの
という具合です。

標準的なコースには
胃カメラがあり
何度やっても慣れないというか
嫌なものですね。

検査しているだけなのに
検査が終わったらどっと疲れがでて
さすがに仕事は手につかない
そんな感じになります。

全ての検査を終えて
最後に保健師さんからの
カウンセリングがあります。

冒頭でもお伝えしましたが
いつもそこでゲンナリなんですよね。

主に血液検査の数値を見ながら
あれやこれやとアドバイスをしてくれます。

保健師さんも仕事ですので、
私が言われたくない事を言うわけですよ。

「要するにメタボですね・・・」
「中性脂肪がかなりの数値ですね・・・」
「尿酸値がかなり高いので・・・」

とかとかとか・・・

「食生活を改善しないと・・・・・」
「運動はされてますか?・・・・」

とかとかとか・・・

毎年のことなので
言われるのは分かっているので
ただただ黙って聞いている感じなんですよね。
いつもは、ただただ終わるのを待つんです。

でも今回の保健師さんは
いつもと違っていたんです。

「血糖値や血圧は正常値なんですよね・・・
一般的には中性脂肪とかの値がこんなのだと
血糖値や血圧も上がるのが普通なんですよね。
だけど、上がっていないんですよね。
去年と同じなんです。

何か日常気を付けていらっしゃる事があって
頑張ってこられたんじゃないかなと
思うんですがどうですか?」

って言われたんです・・・。
何か救われた気がしたんですよね。

仕事を含め様々な状況から
なかなか変えることが難しいことや
その中でもやっている事を
私は話し始めました・・・。

静かに聴いてくれながら

「よくがんばっていますね」
って何度も言ってくれたんです。

検診クリニックを出てから
大きくは変えることは難しいかもしれないけど
出来るところからあきらめずに変えていこう
そう思いながら帰路につきました。

私が思う
専門家としてあって欲しい姿を
保健師さんにみました。

私も組織の状況を考えず
ただアドバイスするだけの専門家にならずに

今回の保健師さんの様な
人や組織のコンサルタントになりたいと思っています。

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=PS=
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