『「言い訳するな!」は禁句!?言い訳が多い部下を育成したければこの3つをやれ!』

20230703_『「言い訳するな!」は禁句!?言い訳が多い部下を育成したければこの3つをやれ!』

チームビルディングコンサルタントの石見です。

ここだけの話ですが
私はたまに遅刻することがあります。

移動時間の見積もりが甘かったり、
移動時間を計算に入れ忘れたりして
間に合わない時があるということです。

そんな時は言い訳などせず
全力で謝ります。

ということで今日のテーマですが
『言い訳が多い部下の育成ポイント』
についてお伝えしたいと思います。

管理職をされている
皆さんは多かれ少なかれ

「言い訳が多いな」と思う部下に
四苦八苦された経験を
必ずお持ちだと思います。

そんな時は
以下の3つのポイントを
押さえておきましょう。

―――――――――――――――
1. 目標を高くし過ぎない
2. 細かく声かけをする
3. 「言い訳が多い」と言わない
―――――――――――――――

1. 目標を高くしすぎない
1つ目は「目標を高くしすぎない」です

部下に対して仕事の目標や
やらせる基準って
上司目線で設定すると思います。

実はそれって部下からすると
その目標を「高い」と
感じている事が多いです。

上司からすれば
それくらいはできるよね
と思っているけれど

部下からすれば
それを高く感じるので
「言い訳が発生しやすくなる」
そもそもの構図なのです。

最初は仕方ないですが
『言い訳が多いな!』と感じ始めたら
皆さんが思っているより
少し目標を下げて下さい。

ここが重要なポイントなので
覚えておいてくださいね。

2. 細かく声かけをする
2つ目は「細かく声かけをする」です。

普段の目標を下げるという事は
部下に細かく声をかける必要が
あるという事ですね。

目標を少し下げステップの段が小さくなった分
「大丈夫?」「進んでる?」と
細かく声をかけていく事が
大事になります。

つまり1つ目の
「目標を高くし過ぎない」と

2つ目の
「細かく声かけをする」が
セットだという事です。

ここで多くの上司の方は
「面倒くさいなぁ」と
感じると思います。

しかし
上司が面倒くさい事を
回避しようとすると
かえって部下の育成は難しくなりますよ。

3. 「言い訳が多い」と言わない
3つ目は「言い訳が多いといわない」です。

言いたくなると思うんですが
でも言っちゃいけないです。

・・・とは言え
上司も人の子です。

私自身も
「言いわけが多いな」と
感じてしまうことは当然あります。

そんな時に大事になるのが
「言い訳が多い」と口に出さず
グッと飲み込むということです。

なぜなら
「言い訳が多いな」と言ってしまうと

それ以降部下が何も
いってくれなくなるという
悲惨な末路が待っているからです。

何も言わなくなるので
部下は、どこまで進んだのか
何に困っているのかを
全く話さなくなります。

こうなればなるほど
言い訳の多い部下の育成は
難しくなります。

面倒くさいと思わずに
そういうタイプだなと理解して
『目標を高くし過ぎない』

そして
『細かく声を掛ける』
という事を大切にして欲しいのです。

今日のまとめとして
大事なポイントは

部下が話してくれなくなるよりも
『言い訳を言っている状況のほうが大事』
という事です。

部下が何を感じ、どう思い
どういう感情で・・・
と言う状況かが分かるので

それに対して
アドバイスをする事が
できるからです。

アドバイスできなくなると
手立てが無くなります。

このメルマガを読んでいるあなたは
悲惨な末路をたどらないように
このことを覚えておいて下さいね。