後継者を受け入れない古参幹部

「息子に次の経営を任せたいが、

その準備のため後継者と部門リーダーで

チームを作って運営していってほしいが

チーム作りを反対される」

という相談に対して、

「石見さんならどんなアドバイスをしますか?」

という質問がきたので

今回はこの内容をお伝えしたいと思います。

部門リーダーは

古参幹部のことのようですが、

後継者を受け入れない問題は

中小企業で起こる課題の1つですので、

今回の内容を参考にして

アドバイスいただければと思います。

後継者が頼りない

根本的な問題は

「後継者が頼りない」

と部門リーダーに

思われていることです。

その証拠として社長自身も

「後継者と古参幹部でチームを作って運営してほしい」

と思っているので、

今の状態だと一人では

任せられないと感じています。

なのでまず

その状態を解決しなければ先に進みません。

解決方法としては、

後継者に1つの事業や部門を任せて

実績を出すまでやらせる機会を作ります。

その中でマネジメントや経営のことを

学んでもらうということです。

後継者でもできるということを

部門リーダーに背中を見せる必要があります。

場合によって、

そういうことをするためのチームを作って

チーム作りのベースを

スタートさせても良いでしょう。

いずれにせよ

後継者にプロジェクトを回す機会を与えて

幹部や部門リーダーに認めてもらうことが

重要となります。

まとめ

まとめると

今回の相談内容の答えは以下です。

・後継者が頼りないと思われているので、まずはこれを解決する

・解決方法として、後継者にプロジェクトを回す経験をさせて実績を作らせる

後継者と幹部(部門リーダー)が

うまくいかないのは、

こういった機会を作らないからです。

みんなに認めてもらえば、

事業承継もしやすくなりますので、

今回の内容を参考にして

アドバイスしていただければと思います。