1on1面談が上手くいかない時につい見逃しがちな視点

202304120_1on1面談が上手くいかない時につい見逃しがちな視点

チームビルディングコンサルタントの石見です。

最近1on1面談に関して様々な事を
お伝えしていますが、

1on1面談が上手くいかない時に
つい見逃しがちな視点について
お話ししたいと思います。

それは1on1面談後の話です。

実際のところ
1on1面談以外の時間のほうが
上司と部下が接する時間が長いと思います。

だからこそ1on1面談後
上司がここでどう行動するかが
大事になります。

ということで今回は
1on1面談後にすべき
「3つの行動」について
分かりやすくお伝えしていこうと思います。

【1】声をかける

これは非常に大事なことで、
もしかしたら
1番大事なことかもしれません。

1on1面談は
「部下から希望される相談内容で
面談が実施される」

という事が
基本という話をしてきました。

という事は、相談した部下にとっては
1on1面談で話したことが
今の関心事になる訳です。

だから
「先日の件どうなった、大丈夫?」
「どう?進んでいる?」
「何か手助けするコトある?」

という感じで
『部下の関心事にちゃんと声をかける』

という事が
上司の役目として大事ということです。

相手(部下)が、関心あることに
こちらも関心を持つということですね。

逆に・・・
関心を持たない上司は

部下からすると
==============
面談で相談したけど
(自分の事なんて)全然
興味持ってくれてないんだ…
==============
という事になります。

1on1面談、やった意味ないよね!
という事になりかねないので

一言で良いので『声をかける』
ということをして欲しいです。

そうすることによって
「あなたのこと考えているよ」
ということが部下に伝わるんです。

【2】ミーティングのテーマで扱う

個別の面談の中で相談された内容が
個人だけの関りでは無く
チームや組織全体に関わるテーマも有ります。

そう言った内容の場合は
全体ミーティングのテーマとして
扱ってください、という事です。

個人の問題・相談事・関心事を
全体の相談事にすることで

「実はそれ、気になっていたんです。」
という事が起こる可能性があります。
他の部下やメンバーも
実は思っていたという事です。

私の経験上でも
このケースは結構あります。

個人の問題は勿論
チームの問題も併せて
解決に導けるようになると思っています。

【3】振り返る

1on1面談が終わった後に
まず部下との面談が
どうだったかを振返って欲しいです。

面談のレポートを書く会社もありますが
その時に部下との記録を残すだけじゃなく
面談そのものを振り返ってみてください。

もし上手くできなかったとしても
普段の声かけの部分で
挽回できることもあります。

そうすることで
次回の面談がより良く実施される事に
繋がると思っています。

以上、1on1面談後にすべき
「3つの行動」について
お伝えさせていただきました。

ぜひ1on1面談とその後のフォローで
今日の内容を活かして頂ければと思っています。