チーム創りで養うべきセンスとは何か

日本で唯一、売上を上げる
チームビルディングコンサルタントの石見です。

チーム創りや組織作りをについて、
経営トップや経営幹部と話をしている時に
必ずといってもいいほどでてくるのは

「結局、上に立つ者のセンスの問題でしょ」
「成果を上げてくる人は上げてくるし、
上げられない人は上げられないし・・・」

という話です。

あなたもこの話を聞いた事があるのは
1度や2度ではないはずです。

私が「そのセンスって何ですが?」と尋ねると、
殆どの場合がそれに答えられないか、
あとは苦し紛れに

「やる気次第でセンスは磨かれるから、
やる気、モチベーションが大事」

と言ってみたりする人もいます。

皆さんは何がセンスだと思いますか?
そのセンスというのは
持って生まれたものなのでしょうか?

それとも、身につけられるものだったり、
磨いたりできるものなのでしょうか?

私は、センスは持って生まれたものではなく、
トレーニング(磨く)ことさえすれば、
誰にでも身につけることができると思っています。

ご飯と器の話で例えてみます。

皆さんは、ご飯を器によそってご飯を食べますよね。

「頂きます!」と言ってご飯を食べている時に、
ご飯を食べる事に集中していますよね。

多分、「今日のご飯、柔らかい(固い)」とか
「おいしいな」とか考えているのは
そんなことでしょうか?

その時、器を持っているはずですが、
器を持っている事自体を認識していますか?
例えば「ざらざらしているな」とか、
「この器こんな形してるのかとか」とか。

つまり・・・
ご飯を食べる事が目的やゴールである時に、
ご飯にしか焦点が向かなくなるという事が
起きているのです。

言い換えれば・・・
器の事に目がいかない
感じられないということです。

これは仕事の現場でも同じで、
この仕事を達成しないといけないとか、
目標を達成しようとすると、
その物事の目的やゴールにしか
焦点が当たらなくなって、
その仕事や目標に関わる周りを
感じられなくなるということです。

【物事とそれに関わる周りを同時に認知していく力】

これこそが、
チーム創りを進める上で1人1人が
最も養うべきセンスだと私は思っています。

このセンスはトレーニングで
磨くことができますし、
身につけることもできます。

images (3)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です