だから、血液型占いなんですよ

組織づくりや人材育成という
ジャンルでは、人のタイプを
知る様々なタイプ分け診断と
いうものがあります。

要は、相手のタイプを知って
人間関係を良くしようという
目的で使用されているんですね。

世の中には様々な診断があるので
どれがいいのか判断が難しい
という人もいるかもしれません。

私も、たくさんの診断を試して
きたんですが、今日はそこから
学んだ「チーム作りに使える」
診断の条件について話したいと
思います。

とにかく大事なポイントが
これです。

タイプが5つ以上に分かれて
いないこと、です。

欲を言えば4つ以上は分かれて
いないものがいいです。

なぜか?

タイプが色々細かく分かれてる
診断は、確かに診断としての
精度は高いと思います。

自分のタイプはまさしく
これだ、みたいなことが
分かったりするので

自分がどういう人なのかを
知りたいというときには
細かい診断てすごくいいと
思うんですけれども

チーム作りのときは
もちろん自分を知ることも
大事なんですが

相手のタイプを知ることが
大事なんですね。

そんなときに、タイプ分けが
10個とか20個とかあったら
どうでしょうか?

目の前の人は1のタイプ
あの人は16のタイプ
その人は13のタイプみたいな
感じですね。

実践の場で、チーム作りを
進めていくと、もう誰が
どのタイプなのか記憶しきれ
なくなっていく訳です。

血液型診断とか占いとか
それがあってるかどうかは別として
なぜこんなに広く受け入れられて
いるのか?

私は、A型、B型、O型、AB型の
4つのタイプしかないことが
大きいんじゃないかなと
思っているんですよね。

4つしかないから、4つの型を
言えるし、合っているかどうかは
さておき、なんとなく特徴まで
言えてしまうわけです。

でも例えば、これが十二星座診断と
言われたらどうでしょうか?

自分の星座は覚えているかも
しれませんが、12個の星座って
すべて覚えているでしょうか?

また、それぞれどんな
特徴を持っているでしょうか?

覚えている、知っている人のほうが
圧倒的に少ないと思うんですよね。

ですから、細かいタイプ分けは
個人的な研修の満足度とか
やった感の満足度は
そこそこ上がるんですけど

実際のチーム作りでは役に立たない
と言うか、使いこなせないって
いうことになるんですよね。

是非ですね、このあたりを
踏まえて、チーム作りに適した
診断を使って、チーム作りを
行っていただきたいな
というふうに思っています 。


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