管理職って仕事を管理する人って思ってませんか?

皆さんは、
「管理職」って何をする人を
イメージするでしょうか?


「管理職」というのは、
仕事を管理する事だと

思っていらっしゃる方が
圧倒的に多いのではないかと
思います。



でも

別に仕事を管理してはいけない
ということでは無いのですが、


管理職が、
一番管理しないといけない
というか、

監督していかないといけない、
見ていかないといけない事とは、
仕事ではありません。



本来、管理すべきは

人の成長」なのです。



元々、こういう考え方が、
日本に入ってきた流れの中に、

「マネジメント・バイ・オブジェクツ」

という考え方があります。


俗に「MBO」と言われるものです。


実は、
ここで間違っている場合が多いのですが、

「目標管理」みたいな意味で
入ってきてしまっているのです。


多くの方は、
「目標管理」って聞いた事があると
思いますが、


これが、
「目標管理」
と日本語として入って来て、

こう表現されているが為に、


ついつい
「目標を管理する事」だと
思っている訳です。



本当は、どのように言うかというと、

「目標による管理」

なのです。


これが、

「マネジメント・バイ・オブジェクツ」

という考え方なのです。


つまり、

目標によって、他のものを管理する

ということが、

「目標による管理」という事なのです。



そして、その中の大きな一つが、

「人の成長を管理する」

という言い方になる訳です。



目標を設定して、
その目標に向かっていってもらう、

「人が成長する」
ということに対して管理する

というような事が、

マネジメント・バイ・オブジェクツ=MBO

という話なのです。



ですので、

管理職っていうのは、
もともと「目標自体」を管理したり、

仕事の管理をする

という事では無いのです。



それが、どこかで、

「目標を管理」すること、

「仕事を管理」すること

というようになってしまっている場合が
多いのではないかと思うのです。



ここでは管理職と言っていますが、

現場の仕事を管理している人や
経営者さんも含め部下を持つ
すべての方が対象です。


いかがだったでしょうか?


今回も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。



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