組織は人の原理原則で動く

今日は

組織は人の原理原則で動く

という話をしたいと思います。



人の原理原則とはナニか?



それは

人が行動を起こすには理由がある

という事です。



ポイントは


自分にとって
肯定的なことでなければ
人は自ら動かない


ということです。



おそらく経験があると
思いますが


自分にとって
否定的なことは


何かと理由をつけて
断ったり・後回しにしたり


そうこうしている内に
忘れてしまったり...


とにかく
なんとか行動しなくても
済む方法を考えないでしょうか?



私がコンサルタントとして
意識している
ポイントはココです。



あなたが上司から
仕事を頼まれたとします。



あなたがしたいと
思った仕事なら
とても頑張れると思います。



言われたこと以上の
仕事をしたいと思うかも
しれません。



でも、したくない仕事なら
どうですか?



仕事ですから
しない訳にはいかないにしても


適当に、そこそこに
済ませようとしませんか?



少なくとも言われた以上の
仕事をしようとは
思わないと思います。



どちらの状態の方が
いい成果が出せそうか?


明白だと思います。



組織は個の集合体ですから
このことは組織にも
当てはまります。



もちろん
戦略も大事ですが


極論すれば
スタッフ全員が
仕事をしたいという
状態を作れば


成果が上がる
組織を作れる訳です。



それは、どうつくるのか?



昇進・昇給・福利厚生?


これも間違いではないです。



そもそも


人の気持ちを他人が直接
コントロールすることは
出来ません


メンタルの専門家でも
難しいのです。



ですから


私はメンタルに
直接アプローチせず


目的(思考)と
仕組み(行為)に
アプローチして


間接的に肯定感を
持ってもらえるように
取り組みます。



なぜ、目的と仕組みなのか?



何か嫌なことがあって
気分を害したときに


なかなか気持ちを
入れ替えられなくて
辛いときありますよね?



そんなときは
どんなことをしますか?



何か別のことを考えたり
体を動かしてみたりという
経験はありませんか?



実は、人は自分自身の
気持ちをコントロール
することも難しいのです。



でも、何か別のことを考えたり
体を動かすと、気が紛れたり


前向きに受け止められるように
なったりします。



つまり、思考と行為は
気持ちに働きかけることができる
ということです。



私は


思考には主に
「目的」の設定・確認


行為には
仕組みをつくることで
アプローチします。



昇進・昇給・福利厚生が
間違いではないというのは


それを目的として
いい仕事をしようと思う(思考)
ことができればいいからです。



ただし、この場合は
昇進先のポストがたくさんあり


資金的にも体力のある
会社に限られるということです。



私たちコンサルタントに
依頼がくるのは


何らかの問題に
既に直面している場合が
大半です。



そして、多くの場合
潤沢な資金がある訳では
ありません。



仕組み
アプローチするというのは


例えば、仕事の中に
強制的なフローを作って
特定の体験をしてもらう
といったことです。



単純な例ですが
例えば、成長する機会が
少ないと感じている
スタッフがいたとします。



この場合は、成績の良い
別のスタッフと一緒に
仕事をするフローを強制的に作る


つまり、行為をデザインする
というのもひとつです。



「負けたくない」という
気持ちの強いスタッフなら


ここで劣等感を感じても
その差を補おう・追い越そう
という気持ちになる可能性が
高いと思います。



このように


行動する組織を作るということは
如何に「肯定的な」の感情を引き出すか
ということなんですね。



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今回も最後まで読んでいただき
ありがとうございました。




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