残業を削減してはいけない理由

働き方改革のことで
経営者の相談に乗っていると
ほぼ必ずと言っていいほど
出てくるキーワードがあります。

残業削減、です。

先日もクライアントの相談に乗っていて
いかにして土日に働かないようにするか
という話をしていました。

その会社では工期や納期を守るために
社員が土日に働かざるを得ない状況が
あるのですが、

この手の相談をされたときに
私たちが一番やってはいけないのは
残業削減の方法を教えること
だと
思っています。

「新しいシステムを入れて
業務を効率化しましょう!」

「まずは残業を見える化しましょう」

「残業申請制度を導入しましょう」

一見正しいように見えるこのアドバイスは
実は非常に危険なのです

 

 

そもそも残業には、
残業が起こってしまう
メカニズムがあります。

例えば、
本当はもっとこうすれば早く終わるのに、と
ほとんどの若手が思っているにもかかわらず、
上司やお局さんが意固地なせいで

非効率なやり方を続けざるを得ないとしたら
この問題は新しいシステムを入れて
解決するでしょうか?

もしくは、
残業代がなくなったら生活に困ると
思っている社員が多いにもかかわらず、
経営者が一方的に残業を無くすと言ったら
その組織はどうなるでしょう?

仮に残業はなくなったとしても、
離職者が増えてしまうかもしれません。

このように、
残業のメカニズムまで理解しないと
本当に効果的な打ち手は導けないし、

むしろ安易に解決策を提案すると、
もっとややこしい問題を
生み出してしまうことになるのです。

 

 

一言で残業と言ってもその背景には
いろんな事情が潜んでいます。

この事情は大きく3つに分けられます。

1.人のスキルや能力に関わるもの
2.会社のルールや仕組み、ビジネスモデルに関わるもの
3.人間関係やコミュニケーションに関わるもの

この3つについて
経営者から情報を引き出せると
効果的な打ち手は簡単に導け出せます。

なぜそう言い切れるのかというと、
これは私が長年結果を出し続けているSSR理論に基づく
情報収集の方法だからです。

では具体的に

・どういう質問をして
・どういう情報を聞き出し
・どういう手順で考えれば


効果的な打ち手を導き出せるのか。

文章では少し分かりにくいので、
この話を動画にまとめました。

すべて無料ですので、
もし興味があれば下記URLにアクセスして
動画を受け取ってください。

https://iwamikozo.com/hm/clp/motivation100/

※2話と3話で具体的な話をしています。

【ダイジェスト動画】

 
追伸:動画の感想。

動画を見た方から感想を頂いたので
共有したいと思います。
・ビジネスモデルの話は、
今考えているようなことがイラスト化されてて、
とても整理されました!

・この動画、士業をウリにしている人には
勧めたくないです。多分、伝わらないから。
組織の成長に少しでも役に立ちたいと
思っている人には勧めたいです。

・最初の問いが秀逸でした。
「そもそも何が問題なのか」
「なぜクライアントは人や組織の問題を
士業に相談するのか」
「業績を上げるために最も重要なことは」、、
Tik Tokの例もわかりやすかったです。

・研修講師、コーチ、コンサルの違いの
説明を聞いて腑に落ちました。
「相手の期待値をコントロールする」
というフレーズも印象的です。

動画は下記リンクから無料でダウンロードできます。
https://iwamikozo.com/hm/clp/motivation100/

 

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