研修で課題を解決できる?できない?

「研修をやることで、クライアントの課題が根本から解決する仕組みを知りたい」

という質問がありましたので

お答えしたいと思います。

前提をお伝えしておくと

(1回の)研修だけでは根本的な課題は解決できません。

研修で根本的な課題を解決するためには

研修をどういう内容で組み立てるかによります。

本日はそのポイントを

お伝えしていきますので

ぜひ参考にしてくださいね。

根本的な課題を解決する研修の組み立て方

冒頭でもお伝えした通り

基本的には研修で課題を解決することはできません。

これは講座でもお伝えしている

ホメオスタシスの図ですが、


研修でできるのは知識の壁を超えるまで、

つまり

「知らない→知っている(もしくは、やってみる)」

の状態にすることだからです。

根本的な課題を解決するためには

一番上の「している」の状態にする必要があります。

しかし「している状態」にするのは

基本的にコンサルティングの領域なので

研修ではかなり難易度が高いです。

難易度が高いので、

ただ研修をするのではなく

研修で根本的な問題を解決できるように

設計する必要があります。

具体的にいうと研修を

  • 複数回開催
  • 学び⇔実践をループできる仕組み
  • 実践して得た経験を応用できるように支援

このような形でかなり作り込む必要があります。

例えば

1回目の研修では「○○」を行い、

研修終了後にもサポートに入って

2回目の研修「○○」を行う

研修終了後にもサポートに入って

3回目の研修「○○」を行う

これを根本的な課題が解決できそうになるまで

繰り返していくといった流れです。

はたしてこれを研修と呼んでいいのかわかりませんが、

世の中では

  • 研修
  • コーチング
  • コンサルティング

の前提条件があやふやなので、

あなたが「研修」といえば

相手は「研修」と受け取ります(笑)

まとめ

まとめると

研修で根本的な課題を解決するためには

  • 複数回開催
  • 学び⇔実践をループできる仕組み
  • 実践して得た経験を応用できるように支援

このように研修を設計する必要があります。

冒頭でもお伝えした通り

1回の研修だけは

根本的な課題を解決できるようにはなりません。

常に学びと実践を繰り返す

ルールや仕組みを作って

PDCAを回す必要があるということです。

ぜひ今回の内容を参考にして

クライアントにアドバイスしていただけたらと思います。