個人主義が横行してしまった社内の改善方法

さて今回の相談内容は

「個人主義が横行してしまい、社内のほとんどの人が『自分の範囲』のことしかやらなくなってしまったのでどうにかしたい」

ということです。

このような状態になっている会社は

ほとんどの場合トップダウン

なっているため起こります。

そのため

「いわれたことだけやればいい」

というカルチャーになっているのではないでしょうか。

私の経験上、

これは特に中小企業に多い印象があります。

もしかしたら今後あなたが、

同じような相談をされそうなので、

その時のためにお答えしておきますね。

この状況の改善策は?

まず基本的な改善策ですが

「目的・目標を共有する」

です。

これは目的・目標がわからないから、

個人の判断や采配で動くような

組織になってしまったんだと思うからです。

もっというと、

個人商店みたいになっているのは、

そのように動いた方が都合がいいと

従業員に判断されたため、この問題が起こっています。

なのでまずは

目的・目標を共有すること

基本的な改善策となります。

それにプラスして、

評価制度を見直す必要があります。

先ほどもお伝えしましたが、

個人商店みたいに動いた方が

都合がいいと従業員に判断したということは

「個人の成績によって給与や賞与が設定されている」

と想像できたからです。

部下の育成や部門のことを考えても

評価につながらないため

「育成やチームのことを考えても意味がない」

というように従業員が考え、

それが組織の仕組みになってしまっています。

ですので組織で達成した場合の

評価を設けるなど、評価制度に工夫が必要となります。

まとめ

まとめると

「個人主義が横行してしまい、社内のほとんどの人が『自分の範囲』のことしかやらなくなってしまった」

という相談に対する答えは

・目的と目標を共有する

・個人評価だけでなく組織(チーム)評価も設ける

となります。

しっかりヒアリングして

組織の状態を見てみないとわかりませんが、

今回の相談を聞く限りは

この2つを対策して様子をみてみるといいのではないでしょうか。

今回の内容を参考にして

アドバイスしていただければと思います。